第1回 北海道立文書館(7月6日)
北海道立文書館は、1985年に道庁赤れんが内に開館しました。北海道の公文書を中心に、本道の歴史に関する文書、記録、その他の資料を収集保存し、これらの資料を道民が活用できる充実した機能を持つ施設です。道庁赤レンガ改修のため、10月からいったん閉館。2020年4月に江別に移転開館します。道庁赤レンガの文書館を見学できるのは、今年9月までとなります。
石狩関係の資料が非常に充実しています。田岡前市長さんが若いころ石狩町史編纂を担当された際に、ここに通い詰めたお話をされていたのが印象に残ります。
今回の視察研修では、「石狩市行政資料館設立等検討懇話会」で委員長を担当していただいている、北海道立文書館・主任文書専門員の山田正さんに、詳しくご案内をいただきました。
9月で見納めになる展示室や通常立ち入ることができない書庫をご案内いただき、文書館の魅力をお話いただくとともに、別室に石狩関係の貴重資料を用意していただき、地域史研究に生かす文書館活用の視点をご指導いただきました。また、4月の道立図書館隣接地に移転後の特徴も解説していただき、今後への期待が膨らみました。